越前説
大きな淡水湖が干上がった、平坦で水はけの悪い土地です。
水田稲作に適した広大な耕地面積がありました。
ただし、畑作には不向きです。
当時の農作物収量は、米に限れば全国トップでした。
土器: 普通 墳墓・古墳ごとに出土されるが、出土数は多くはない。
青銅器: 微少 近畿で製造された銅鐸が僅かに出土。
鉄器: 豊富 卑弥呼の時代(三世紀)には、全国トップの出土。
装飾品: 豊富 緑色凝灰岩や瑪瑙(メノウ)等を素材とした勾玉類が多数出土。
加工用の鉄器具も同時出土。
投馬国(丹波・但馬)からの行程に、合理性がある。
九州や出雲からの租庸調の運搬が容易。
全く注目されていないので、やむをえないでしょう。
出土品は、公共工事の際に発見されることがほとんど。発見されれば国宝級が多い。
理由として、土器・青銅器の出土が少ない事ですが、致命的な理由にはなりません。