遺跡と出土品

邪馬台国の出土品
邪馬台国(越前)の時代ごとの主な出土品

主な出土品(前1世紀~後5世紀)

井ノ向遺跡

 

 紀元前1世紀の銅鐸。

 日本で唯一最古の船の絵が描かれている。

 越前が古代から海洋民族集団だった事が伺える。

船の銅鐸
邪馬台国(越前)で出土した船の絵が描かれた銅鐸

小羽山30号墓

 1世紀頃の四隅突出方墳丘墓(28×33m)

南春日山1号墓

 1世紀頃の四隅突出方墳丘墓(45×30m)

四隅突出型墳丘墓
邪馬台国の墳丘墓

林・藤島遺跡

 

 邪馬台国の時代(2世紀頃)の玉造り工場跡。

 千点を超える鉄製工具と玉類が出土。

 卑弥呼の装飾品の製造だけでなく、海外へ

 輸出されていた。

林・藤島遺跡
邪馬台国の、翡翠・瑪瑙など装飾品加工場の鉄器

原目山墳墓群

 

 邪馬台国の時代(2世紀頃)の鉄剣と管玉。

 

 卑弥呼が身に付けていた。

原目山出土品
卑弥呼の館跡とみられる原目山から出土した鉄剣など。[邪馬台国]

乃木山墳墓

 全長30m以上の古墳だが、墳形は不明。

 素環頭鉄剣、木製枕など珍しい出土品多数。

 250年頃の築造で、卑弥呼の墓かも?

乃木山墳墓
卑弥呼時代の墳丘墓。鉄剣の出土が多い。[邪馬台国]

天神山7号墳

 

 継体天皇が越前にいた頃(5世紀)の古墳。

 ありとあらゆる宝物(千点以上)が出土。

継体天皇の遺品
継体天皇が越前にいたころの宝物[邪馬台国]

十善の森古墳

 

 5世紀末〜6世紀初頭の築造。

 全長68mの前方後円墳。

 継体天皇が近畿侵攻開始頃の古墳。

 福井県小浜市ー滋賀県高島市の中間に位置する。

 三千点以上の宝物が出土。

継体天皇の近畿侵攻拠点の出土品
継体天皇の近畿侵攻の拠点だった天神山からの出土品[邪馬台国]