日韓関係ソックリ 邪馬台国と出雲

 邪馬台国・越前によって開拓・開墾され、大きな農耕地を手に入れた出雲の国・島根半島。

 これはあたかも現代における、日本と朝鮮半島との関係に似ています。後進地域を植民地化して、近代化を推し進めた姿が同じです。

 似通っているのは、それだけではありません。

 日本が戦争に敗れた後に「反日」という悪者扱いされたように、邪馬台国も後の時代に「ヤマタノオロチ」という悪者扱いされています。

 今回は趣向を変えて、現代と古代の類似点について、考察して行きます。

そっくり10
古事記と風土記の扱いの違い

 出雲と邪馬台国・高志との関係は、出雲国風土記と古事記の両方で見られます。

 出雲国風土記の編纂には、出雲の地元の有力者が大きく関わっています。内容は、前回紹介しました通り、出雲の国が高志の国の人々の活躍によって作られていった事が記されています。その事から、国造りの段階では、出雲と高志の関係は良好だったと思われます。また、ヤマタノオロチや因幡の白兎といった高志を敵視する神話は記されていません。

  一方、古事記はよく知られているように、3分の1は出雲神話で占められています。それは、当時の権力者・藤原氏一族が出雲と深い関係にあったからと考えられます。ここでの内容は、出雲の国造りの神話は全く記されていない代わりに、ヤマタノオロチ神話や因幡の白兎という、高志の国を悪者扱いした記述が目立ちます。これは、古事記の編纂が朝廷という中央の最高権力者が関わっていた事によるからです。

 『出雲国風土記』は出雲の民衆の目線、『古事記』は中央の権力者の目線で書かれていると言ってよいでしょう。

そっくり11
蘇我氏と藤原氏、日本と朝鮮

 まず、この点で現代の日韓関係との共通点です。

出雲を韓国とすれば、邪馬台国・高志の国は日本です。また、出雲国風土記は韓国庶民、古事記は韓国政府です。

 韓国政府が歴史を歪曲して、事あるごとに「反日」を叫んでいる姿。そして、韓国庶民が反日教育を受けて洗脳されている姿に重なります。

 なお、古事記が高志の国を悪者扱いしたのには理由があります。記紀編纂前の飛鳥時代の、藤原氏と蘇我氏の対立です。これは、以前の動画で考察していますので、ご参照下さい。

そっくり20
スサノオはアメリカ合衆国

 次に、ヤマタノオロチ神話の内容です。

出雲の国・島根半島は、開拓が遅れた後進地域でしたが、高志の国の力で国造りが行われ、植民地として成長しました。

 古事記では、その後、高天原を追放された須佐之男命(スサノオノミコト)が、出雲の国にやって来て、ヤマタノオロチと戦い、勝利します。それによって、出雲の国が独立を果たしました。これも似ていますね。

 高天原をアメリカ合衆国とすれば同じです。日本(高志)により植民地支配されていた朝鮮半島(出雲)は、自分の力ではなく、アメリカ(高天原)が日本に勝利した為に、他力本願で独立することが出来ました。まさに、棚から牡丹餅で独立した様子が、出雲の国と高志の国、朝鮮半島と日本に重なります。

そっくり30
従軍慰安婦問題

 さらに、ヤマタノオロチ神話に登場する櫛名田比売のくだりです。

「スサノオが出雲にやって来ると、美しい娘を間に老夫婦が泣いていました。それは、高志の国から八俣遠呂智という怪物がやって来て娘を食べてしまう。今年も八俣遠呂智の来る時期なので、最後に残った櫛名田比売も食べられてしまう。」との事でした。

 これは、高志の国が出雲の国を植民地支配していた残酷な様子を表しています。櫛名田比売は、出雲の国の収穫物の例えであると同時に、現代におけるもう一つの事案と酷似しています。・・・従軍慰安婦です。

 ヤマタノオロチ神話では、高志の国が娘をさらって行った事になっていますが、実際はどうだったのか? 近代の日本でさえ、わずか50年前までは、貧しい農家が口減らしの為に、親が娘を売り払っていましたから・・・。

 ご存知のように、従軍慰安婦問題は、朝日新聞社が捏造した事実無根の話でした。ところが朝鮮半島では、これ幸いとばかりに、しつこく反日のネタにしています。「嘘も百回言えば事実になる」という思想です。

 なお、ベトナム戦争では史上最悪の韓国軍による性暴力で、「ライダイハン」と呼ばれる混血児が三万人も生まれているのは、有名な話です。

そっくり40
極悪朝鮮

 朝鮮半島は、第二次世界大戦前には、世界で最も貧しい地域でした。国としての体を成していなかったのです。そんな朝鮮半島に、日本は、港湾や道路などのインフラ整備、学校建設や教育整備、鉱山の開発や工場の建設などなど莫大な投資を行いました。それを半島の人々も喜んで享受していました。

 ところが、日本が戦争に負けると、突然手のひらを返しました。まさに因幡の白兎です。高志の国が因幡で受けた裏切り行為がこれです。騙した白兎が朝鮮で、騙された鮫が日本です。また、朝鮮戦争で南北に分断されたのは、裸に剥かれ、八十神に騙された白兎・朝鮮の自業自得と同じです。

 あまり知られていませんが、最初にハングル文字を朝鮮の教育に導入したのは、戦前の日本です。朝鮮半島の人々の文盲率があまりにも酷かったので、教育レベル向上の一環だったようです。元々ハングル文字は朝鮮の上流階級の人々が馬鹿にしていた文字で、漢字が唯一の文字とされていました。

 現代でも朝鮮半島は、南北とも、一部の特権階級だけが利益を享受するという、貧富の差が激しい地域です。これは古来からの民族的なものなのでしょう。

 今回はかなり脱線してしまいました。

 次回は元に戻して、古代出雲の中心地だった出雲平野の遺跡や墳墓、そして青銅器文化について考察して行きます。